~セレンスのAIを活用した音声ファーストの車載エクスペリエンスが
マイクロソフトのコミュニケーションおよび生産性向上ツールに統合~
自動車業界向けにAI技術を提供するCerence Inc.(以下セレンス)は、マイクロソフトと協業し、AIを活用した音声ファーストの車載エクスペリエンスをTeamsの主要機能を含むマイクロソフトのコミュニケーションおよび生産性向上ツールと統合することを発表しました。この新たなコラボレーションにより、Microsoft Azure Communication Servicesでセレンスの会話型 AI 対応の車載アシスタントが利用可能となり、外出中にTeamsを含むマイクロソフトの主要なツールをハンズフリーで操作できるようになります。
リモートワークの導入など、場所を問わない働き方へと移行する企業が増えるにつれて、効果的かつ柔軟な生産性向上ツールの必要性が高まっています。セレンスの音声ファーストのユーザーエクスペリエンスを介してMicrosoft Azure Communication Services関連コンポーネントを利用することで、ドライバーは車内を仕事場に変え、スマートフォンの操作や脇見をすることなく、ハンズフリーで安全にミーティングやコミュニケーションを行えることで、移動中の時間を大いに活用できます。この統合された音声エクスペリエンスにより、Microsoft Teamsの以下の主要な操作が音声コマンドで可能です。
- 会議への参加と退出
- ミーティングのスケジュール、次回のミーティング時間の照会
- 会議リマインダ通知の受信
- 会議の参加者とのチャット
- 会議中のメモ作成
- 重要な会話の瞬間を逃さないように、電話から車内へ/車内から電話へ、会議を瞬時に転送
マイクロソフトのオートモーティブ モビリティ トランスポーテーションのゼネラルマネージャーであるサンジェイ・ラビ氏(Sanjay Ravi)は次のように述べています。「企業と社員がニューノーマルに順応していく中で、当社のコミュニケーションおよび生産性ツールはハイブリッドな仕事環境で重要なものになっています。セレンスのより安全な音声ファーストのエンゲージメントは、場所を問わない働き方の進化と移行に不可欠なものです」
自動車メーカーは、セレンスとマイクロソフトの統合ソリューションにより、シンプルで簡素化された実装が可能になります。OEMは、当ソリューションを車載アシスタントエクスペリエンスに容易に統合しサービスをカスタマイズすることで、業界をリードするマイクロソフトのコミュニケーションおよび生産性向上ツールをドライバーに提供できます。
セレンスのCEOステファン・オルトマン(Stefan Ortmanns)は次のように述べています。「日々、お客様は様々なサービスやプラットフォームに触れる広範なデジタルライフを過ごしていますが、仕事の生産性分野において、マイクロソフトは紛れもなくマーケットリーダーの一社です。同社のツール機能を搭載したセレンスの自動車アシスタントのパワフルな音声対話機能は、ドライバーのデジタルライフの仕事領域を車内にまで拡張し、運転中の安全性と生産性を高め、どこにいても仕事の効率を最大化します」
セレンスの詳細については、www.cerence.com をご覧ください。当社の最新情報については公式LinkedIn およびTwitterからもご覧いただけます。
【セレンスについて】
セレンス(Cerence Inc.)は、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーです。世界をリードする自動車メーカーとモビリティOEMのイノベーションパートナーと提携し、自動車/二輪車さらにはエレベーターや消費者のデジタルライフにいたるまで、直感的でパワフルなインタラクションを実現し、コネクテッドワールドの発展に寄与します。20年にわたる知見と4億台以上もの自動車への採用実績を有する当社は、コネクテッドカー、自動運転、EV、スマートビルディングのロードマップに明確なビジョンを持っています。詳細については、http://www.cerence.comをご覧ください。