~ BMWグループの新モデルにセレンスのAI音声イノベーションが搭載 ~
自動車業界向けにAI技術を提供するCerence Inc.(以下セレンス)は、BMW グループと共に、新しい音声とAIを駆使した最新バージョンのバーチャルアシスタントである「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」(以下、BMW IPA) を開発したことを発表しました。この新機能は、新しいBMW 7シリーズとBMW i7の全モデルで利用可能になる予定です。
ドライバーのニーズを主眼に設計されたBMW IPAは、ヒューマンマシンインターフェースの中央制御チャネルとして機能し、BMWの車内体験の中核を担います。セレンスの自然言語理解機能で強化された最新世代のBMW IPAは、これまで以上にドライバーと同乗者の音声によるさまざまな機能の操作やタスクの実行を簡単にします。業界をリードするセレンスのテクノロジーで機能拡張されたBMW 7シリーズの車載アシスタントは、CarPlayを使用するBMWドライバーがプッシュトゥトークボタンを押さずにAppleのSiriを声だけで起動できるよう、より合理的なエクスペリエンスを提供します。例えば、ドライバーは「空が見たい」と言ってサンルーフを開けたり、BMW i7を充電するために「ハイパワー充電器を探して」などのリクエストをすることできます。
さらにBMW IPAには、BMWドライバーのエクスペリエンスを高める新機能が追加されています。IPAはドライバーが使用するシステムに関する知識を取得し、ドライバーが知りたい特定機能の音声プロンプトを提供することで、運転中の安全性、生産性、快適性を最大化します。また中国での販売モデルはBMW IPAによりメッセージ送信や音声通話などの主要なWeChat機能を音声制御できるようになります。
最新バージョンのBMW IPAは、セレンスの技術で強化されたオーディオAI機能も提供します。これには、後部座席の音声信号の強化やPassenger Interference Cancellation(PIC)が含まれています。7シリーズの4マイクアレイと統合されたこれらの新しい機能は、すべての同乗者のニーズに応えBMW IPAと直接対話できるパーソナライズされたエクスペリエンスを提供します。
セレンスのCEOステファン・オルトマン(Stefan Ortmanns)は次のように述べています。「BMW IPAは、AIと音声技術が自然且つ直感的で、快適な運転体験を実現する上でいかに重要かを体現しています。IPAは、BMWのハンドルを握るすべての人に長年提供してきたユニークでわくわくする体験をさらに拡張する最先端のバーチャルアシスタントです。セレンスは今回もBMWグループと協業できることを嬉しく思います」
セレンスの詳細については、www.cerence.com をご覧ください。当社の最新情報については公式LinkedIn およびTwitterからもご覧いただけます。
【セレンスについて】
セレンス(Cerence Inc.)は、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーです。世界をリードする自動車メーカーとモビリティOEMのイノベーションパートナーと提携し、自動車/二輪車さらにはエレベーターや消費者のデジタルライフにいたるまで、直感的でパワフルなインタラクションを実現し、コネクテッドワールドの発展に寄与します。20年にわたる知見と4億台以上もの自動車への採用実績を有する当社は、コネクテッドカー、自動運転、EV、スマートビルディングのロードマップに明確なビジョンを持っています。詳細については、http://www.cerence.comをご覧ください。