~協業を通じて、セレンスの高度な生成AI技術がLauraを強化、
シュコダの複数のモデルにわたり、よりスマートでコネクテッドな運転体験を提供~
自動車業界向けにAI技術を提供するCerence Inc.(以下セレンス)は、自動車に適した大規模言語モデル(LLM)を統合したCerence Chat Proがフォルクスワーゲン・グループのブランド、Škoda (以下シュコダ)の複数の車種に搭載されたことを発表しました。Cerence Chat Proはクラウドアップデートを通じて導入され、シュコダのドライバーに、楽しくインテリジェントなコンパニオン機能を提供します。
シュコダのドライバーと同乗者はセレンスのテクノロジーを活用して、考えられるほぼ全てのクエリに対して正確で適切な回答を提供する車載アシスタントと会話的なおしゃべりを楽しむことができるようになりました。また、この統合により、車内インターフェースの操作の複雑さが軽減され、ドライバーが必要な車の機能や情報に迅速かつ安全にアクセスしやすくなります。
自動車メーカーは、Cerence Chat Proの高度なカスタマイズ機能を利用して、少ない労力で大規模な言語モデル機能を車載アシスタントプラットフォームに容易に組み込むことができます。シュコダはこの新しいAI機能を英語、スペイン語、チェコ語、ドイツ語で提供します。ドライバーはさまざまな状況で必要な情報に完全にハンズフリーでアクセスできるため、安全性が向上します。
シュコダはドライバーの完全なプライバシーを確保しながら、自社のブランドと顧客のニーズに合わせてCerence Chat Pro をカスタマイズしました。Cerence Chat Proは個人情報と車両データを保護するように設計され、厳格なデータ保護およびプライバシー対策を採用し、処理後にすべてのインタラクションを直ちに削除し、車両データや個人情報へのアクセスを禁止します。
シュコダのドライバーは、インフォテインメントオンラインパッケージを有効にすることで、2024年モデル向けにリリースされたLauraの新しい4.0ソフトウェアバージョンを搭載したŠkoda Enyaqファミリーモデルをはじめ、新世代のŠkoda SuperbとKodiaq、および改良型のŠkoda OctaviaからCerence Chat Proにアクセスできます。
セレンスの最高収益責任者(CRO)クリスチャン・メンツ(Christian Mentz)は次のように述べています。「シュコダのラインナップにCerence Chat Proを導入し、ドライバーに革新的な車内体験を提供できることを嬉しく思います。この次世代技術を統合することで、安全性と利便性を向上させるだけでなく、インテリジェントな自動車技術の新たなベンチマークを設定できます。両社の協力により、よりコネクテッドで魅力的なドライビングエクスペリエンスを創出し、モビリティのスマートな未来への道を切り開きます」
セレンスはシュコダ・オートの親会社であるフォルクスワーゲングループとも共同開発し、クラウドアップデートを通じてフォルクスワーゲンとアウディの一部のブランドモデルにCerence Chat Proを導入しています。
セレンスの詳細については、当社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/homeをご覧ください。最新情報については公式LinkedIn からもご覧いただけます。
【セレンスについて】
セレンス(Cerence Inc.)は、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーです。世界をリードする自動車メーカーとモビリティOEMのイノベーションパートナーと提携し、自動車/二輪車や消費者のデジタルライフにいたるまで、直感的なAIベースのインタラクションを実現し、コネクテッドワールドの発展に寄与します。20年にわたる知見と5億台以上もの自動車への採用実績を有する当社は、コネクテッドカー、自動運転、EV、二輪車のロードマップに明確なビジョンを持っています。
詳細については、当社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/homeをご覧ください。
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