~ターンキーで導入しやすいCerence Mobility Platformにより、
ロボタクシーと乗客との直感的で自然なインタラクションを実現~
自動車業界向けにAI技術を提供するCerence Inc.(以下セレンス)は、同社のモビリティアシスタント技術が、中国の大手自動車メーカーSAIC Motor(上海汽車集団)の傘下企業であるSAIC Mobility Robotaxiの中国初のレベル4自動運転ロボタクシーのプラットフォームに採用されたことを発表しました。ターンキーで導入しやすいCerence Mobility Platformを活用することで、SAIC Mobility Robotaxiは、ロボタクシーと乗客との間のよりインテリジェントで自然なインタラクションを可能にし、安全で楽しめるモビリティエクスペリエンスを提供します。
世界をリードするCerence Mobility Platformは、OSに依存しないハイブリッド式組み込みクラウド対話型AIプラットフォームとして、自動車メーカーやモビリティOEMのイノベーションを加速します。音声、ジェスチャー、視線検知を含むマルチモーダルアプローチによるターンキーソリューションは、まるで人間とコミュニケーションを取るように自然で、パーソナライズされたエクスペリエンスを提供し、ユーザーは車内外からデジタル空間にシームレスに接続できます。さらにSAIC Mobility Robotaxiは、マイク入力からノイズを除去するセレンスの最先端技術であるAIベースの音声信号処理技術の活用も予定しています。「Xiao Ke」 (AIアシスタント) と簡単に呼び掛けるだけでSAIC Mobility Robotaxiの車載アシスタントは、エアコンの操作や窓の調整のほか、後部座席から簡単に音楽などの車内エンターテイメントを楽しむなど、さまざまなユーザーニーズにも対応します。
SAIC Mobility Robotaxiは、次のようにコメントしています。「中国全土でロボタクシー利用の増加に伴い、車両と乗客との自然なインタラクションは、この新しい交通形態とモビリティエクスペリエンスにおいて、消費者の信頼性と快適性を獲得する上で重要な要素となります。Cerence Mobility Platformは、業界をリードする会話型AI技術をロボタクシーエクスペリエンスに統合し、利用されるお客様に安全かつ生産的で楽しい移動を提供します」
SAIC Mobility Robotaxiは、SAIC Motor Passenger Vehicle Company、SAIC Motor AI Lab、自動運転技術企業Momenta、SAICの配車サービスプラットフォームであるSAIC Mobilityなどの主要なリソースを結集して2021年12月に上海で正式に事業を開始し、都市部でのモビリティシナリオとしてレベル4の自動運転技術の実現のために、継続的に進化するデータ駆動のエコシステムを構築しています。
セレンスのCEOステファン・オルトマン (Stefan Ortmanns)は、次のように述べています。「SAIC Mobility Robotaxiは、自動運転車の分野で驚異的なイノベーションを推進するグローバル・リーダーです。急速に変化するイノベーション環境では、信頼できるパートナーから導入しやすい高品質な技術を確保する必要があります。セレンスは、自動運転技術を軸にした都市モビリティの実現に向けて果敢に取り組むSAIC Motorとパートナーシップを継続できることを誇りに思います」
セレンスの詳細については、www.cerence.com をご覧ください。当社の最新情報については公式LinkedIn およびTwitterからもご覧いただけます。
【セレンスについて】
セレンス(Cerence Inc.)は、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーです。世界をリードする自動車メーカーとモビリティOEMのイノベーションパートナーと提携し、自動車/二輪車さらにはエレベーターや消費者のデジタルライフにいたるまで、直感的でパワフルなインタラクションを実現し、コネクテッドワールドの発展に寄与します。20年にわたる知見と4億台以上もの自動車への採用実績を有する当社は、コネクテッドカー、自動運転、EV、スマートビルディングのロードマップに明確なビジョンを持っています。詳細については、http://www.cerence.comをご覧ください。