202411月7

~モーターサイクル市場向けに構築されたセレンスの高度な音声AIアシスタントが モーターサイクルの世界的リーディングカンパニーのライダーコネクティビティを強化~

自動車業界向けにAI技術を提供するCerence Inc.(以下セレンス)は、モーターサイクルの世界的なリーディングカンパニー、カワサキモータース株式会社(以下カワサキ)と新たなパートナーシップを締結し、カワサキのモーターサイクルのラインナップにライダーのユーザーエクスペリエンスを変革するセレンスのモーターサイクル向けプラットフォーム「Cerence Ride」を統合することを発表しました。Cerence Rideを統合することで、カワサキのライダーは直感的な音声駆動のAIアシスタントを通じてナビゲーション、車両制御、クラウドアプリケーションへアクセスできるようになり、必要な情報を便利に得られます。

Kawasaki

燃料価格の高騰と人口が密集する都市での交通量の増加により、モーターサイクルの人気が高まっている背景から、ライダーがオンデマンドで情報にアクセスできる機能の提供が一層OEMに求められています。Cerence Rideの音声アシスタンスにより、カワサキは、ライダーとモーターサイクル間の様々な情報のコネクティビティを強化し、このニーズに応えます。ライダーは走行中に天気や車両の状態の確認、ナビゲーションなどを接続状態のまま音声で操作ができ、快適な移動が可能になります。

カワサキの企画本部コネクテッド推進部長 中村 崇嗣氏は次のように述べています。「モーターサイクル業界は、今まさにユーザーエクスペリエンスの変革期にあります。セレンスが開発した、モーターサイクルに適合した優れた音声認識技術を活用することで、カワサキのライダーに、これまでよりも一歩進んだ、新たなユーザーエクスペリエンスが提供できると考えています」

Cerence RideはAndroidとiOSの両方に対応して、スマートフォンと車両ダッシュボードのいずれにも組み込むことができます。モーターサイクルOEMは、予め統合されたセレンスの音声AI SDKと、同社の経験豊富なプロフェッショナルサービスを利用することで、製品の市場投入までの時間を短縮できます。

セレンスの製品技術エグゼクティブ・バイスプレジデントニールス・シャンツ(Nils Schanz)は次のように述べています。「より多くのモーターサイクルが世界中を走行する昨今、オンデマンドの情報への確実なアクセスのニーズに対応することで、ライダーエクスペリエンスの向上につながる大きなビジネスチャンスがあると考えています。セレンスの技術は自動車分野に大きな変革をもたらしてまいりましたが、自動車だけでなくモーターサイクルを含むあらゆる車両のユーザーエクスペリエンスの向上を担えることを誇りに思います」

カワサキは今年販売開始するモデルを皮切りに、同社のラインナップにCerence Rideを搭載し、世界の市場に向けて販売します。詳細についてはこちらをご覧ください。 ※これらの機能は一部の国/地域において、ライセンスを保有しているユーザーのみご利用可能です。

セレンスの詳細については、当社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/homeをご覧ください。最新情報については公式 LinkedIn からもご覧いただけます。

【セレンスについて】
セレンス(Cerence Inc.)は、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーです。世界をリードする自動車メーカーとモビリティOEMのイノベーションパートナーと提携し、自動車/モーターサイクルや消費者のデジタルライフにいたるまで、直感的なAIベースのインタラクションを実現し、コネクテッドワールドの発展に寄与します。20年にわたる知見と5億台以上もの自動車への採用実績を有する当社は、コネクテッドカー、自動運転、EV、モーターサイクルのロードマップに明確なビジョンを持っています。

詳細については、当社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/homeをご覧ください。

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